炉ばた煉瓦の従業員 F田 による業務記録。
日々の出来事や考察、その他お店の情報等を書いていきます。
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数日前の出来事です。
1名様でのご来店があり、お席にご案内。
最初の注文時に生ビールとその他焼き物等のご注文をいただきました。
今回はその時の思考や行動について書いてみようと思います。
注文をいただくまではいつも通り。
が、そのお客様はこう付けくわえました。
「ビールは先に出さないで焼き物と一緒に持ってきてもらえますか?」
(なるほど、何かつまみながら飲みたいという事か・・・)
「はい。かしこまりました。」
こうして、無事に最初の焼き物と同時にビールが提供されたのでした。
めでたしめでたし(完)
で終わったのなら、わざわざブログのネタにする必要は無し(笑)
まあ普通の居酒屋とかならこれで終わってたんですけどね。
煉瓦は普通のお店と違い、焼き物は調理前の状態で提供され、お客様ご自身で焼いてお召し上がりいただくスタイルの炉端です。ですから、焼き物を頼んだらすぐに出てくるものの、それを食べられるようになるのは何分も先という事になります。
という事は・・・
お客様の言葉通りの行動をとったなら、(おそらく)何かつまみながらビールを飲みたいという欲求には応えられない結果を生むわけですよ。
ここで閃きが!
(うちは最初のアルコール注文時にお通しが出るから、大丈夫か!?)
しかしすぐに別の思考。
(いやいや、そういう問題じゃないし。・・・確認してみるか。)
「うちの焼き物はこちら(炉)で焼いていただくものなので、それだとビールだけになってしまいます。焼き物が焼けた頃にお持ちした方がよろしいでしょうか?」
「あ、そうなんですか!?それは助かります。お願いします。」
(よしっ!やっぱりそういう事だったか。うまくいってよかった。)
とりあえず、ここまでは計算通り。
次に、この状況をドリンクと回りホールスタッフに説明する必要があるかどうか、あるいはどう説明するかを考える。
オーダーはハンディで打ち込み、対応した各所に伝票が流れる仕組み。
ただビールを打つだけでは、すぐにビールが提供されてしまう。
(とりあえず今ビールを打っておいて、「○●番のビールは焼き物が焼けた頃に出して下さい」とでも言うか?でもそれを伝票に書いておかないと忘れる危険性が?しかも書いたところで、それを確認してもらうのも負担になりそうだし・・・。)
この時期は忘年会シーズンという事もあり、宴会が多いのでドリンクが忙しくなりがち。
なるべく負担はかけたくないところなので、とりあえず保留してもっといい方法が無いかを考えた。
(あっ、そうか!どうせ自分が見てるわけだし、ビールを出したいタイミングでハンディを打てばいいのか!?そうすればドリンクは普段通りになるし。なんだ、簡単な事じゃないか・・・。)
選択肢①オーダーを先に打ち、要件をドリンクに説明する。
選択肢②オーダーを後で打つ。
ここで②を選んだわけですが、新たに問題が発生します。
次回に続く
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プロフィール
HN:
F田
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/02/03
職業:
飲食店勤務
趣味:
ゲーム他
自己紹介:
店長に代わりましてF田がお送りいたします。
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